イングリッシュ・ブレックファストを徹底解説&初めて食べた感想
こんにちは。りょうです(@JapalithBlog)
今朝はカフェで記事を書こうとわざわざセンター街まで乗り出したのです。
到着してすぐお腹が空いてしまいこんな朝早い時間でもやっているお店を探すとありましたありました。サンドイッチ屋さんが！
中に入ってみると朝食メニューとして「イングリッシュ・ブレックファスト」があったのです。
そういえばイギリスに来てまだ一度も食べたことがなかったことに気づき注文してみました。
8分ほどでものは出来上がり、いざ食べてみるとこれが本当に美味しかったので皆さんにも紹介したいと思います。
今回行ったお店はこちら!
FreDeli
住所はこちら
15 Little Argyll St,Soho,London W1F 7TN
Oxford Circus Stationから徒歩1分といったところに位置しております。
駅の出口によっては徒歩15秒かな？笑
この写真の左に写っている水色の看板を掲げる外貨両替のお店の手前で左に曲がるとすぐ左手に僕が今回立ち寄らせていただいた「FreDeli」が店を構えております。
内装はこんな感じ！
客層としては警備員さんだったり工事現場で働く方だったりが多く見られました。
おそらく体力仕事のため栄養をしっかり補給しておかなければならないのでしょう。
イングリッシュ・ブレックファストとは？
それでは早速食レポ！！の前にせっかくなのでイングリッシュ・ブレックファストについても少しお話したいと思います。
そもそもイングリッシュ・ブレックファストって何かご存知ですか？
これは名前の通り「英国で親しまれてきた朝ごはん」と言う意味です。
なんとこのイングリッシュ・ブレックファストと言うのはイギリス料理の中で「一番美味しい料理」とまで言われています！
作家であるサマセット・モームと言う方はこんなことを言い残しているそうです。
「イギリスで美味しい食事がしたければ１日に３回朝食を取れば良い」
これはつまり朝ごはん以外のイギリス料理は美味しくないと言う意味です笑
アメリカや他の欧州ではシリアルなど簡素な朝食であるのに対してこのイングリッシュ・ブレックファストの大きな特徴は量と栄養面が重視されたとても豪勢な朝食であると言うことです。
朝から豪勢な食事って！作る方も大変だね
そうだね。それじゃあどうしてこんな風になったのか少しチェックしてみようか
イングリッシュ・ブレックファストはどうやって生まれたの？
そもそもイギリスでは朝食を摂る文化があまり無かったと言われています。
朝に食事を摂るという習慣が広まり始めたのは産業革命が起こった1760年ごろだそうです。
これは勝手な推測ですが産業革命により食料生産が飛躍的に伸びたことで（ここまでは事実）労働者階級の人たちも朝食を摂る余裕ができるようになったのではないかと思います。
この頃から「重い朝食」が確立しつつあったそうですが現代まで残るイングリッシュ・ブレックファストが完成したのは19世紀ヴィクトリア朝時代。
ヴィクトリア女王は遅めの夕食を摂ることを好んだと言われています。なので上流階級の方々も昼食と夕飯を遅く摂るようになりました。
昼食を遅めに摂るようになってしまってはお昼時にお腹が空いてしまう。
そこで彼らは朝ごはんにしっかりボリュームのあるものを摂取するようになったのです。
このような経緯があってイギリスでは朝食が１日の中で一番重要な食事に位置付けられました。その頃一般家庭では家族揃って朝食を摂ることはなかったそうですがヴィクトリア朝時代から家族全員で朝食を摂るようになり、そして朝食の質が向上していったそうです。
それではいざ実食！
ご対面
やはり朝ごはんなのにここまでがっつりしているのはなんだか不思議笑
これで£5.95。日本円でだいたい900円くらい
日本円に換算しちゃうとなんだか高く感じてしまうけれどロンドンで食事をするのであればこの値段は普通だと個人的に思います。
まぁそれでも朝食に1000円はやばいか(T ^ T)
初めて目にするイングリッシュ・ブレックファスト
初見の感想は「とにかく赤い！！」「卵２個なんて贅沢！！」ですね。
子供の頃、卵は１日に１個までという謎の規則がありましたので１プレートに卵が２個も載っているとそれだけでなんだかリッチマンになった気分です笑
イングリッシュ・ブレックファストの食べ方
如何せん初めてなものでどこからどう食べて良いのか分からず周りをチラチラと確認しながら見よう見まねで食べてみました笑
自分の食べたいように食べれば良いんだろうけどせっかくならブリティッシュ法を身に付けたいじゃない？
周りを盗み見ることで得たイングリッシュ・ブレックファストの食べ方３STEPS
STEP 1 トーストをナイフとフォークで食べやすい大きさにカットする。
朝食にトーストを食べ慣れている僕はついついトーストは手で食べようとしてしまいました。
STEP 2 食べたい具材を食べたいだけ切り分ける
STEP 3 切り分けた具材をトーストに載っければ準備は完了！
この３STEPは僕が周りを見ながら勝手に作ったものですので気にしず好きなように食べちゃって大丈夫です。参考までに
お味はいかが？
やっぱりね僕は舌バカなのか下の作りが単純なのか、カロリーが高いものは美味いんですなんでも(T ^ T) ←食レポ向いてない系ブロガー
本当にねぇ朝からこんなもん食べてたら生活の質爆上がりですよ！！
元気モリモリになること間違いないです！
キノコもまた美味いんだこれが。。。
イギリスの食べ物といえば他にフィッシュ&チップスがあるけれど、どちらの方がより美味しいかと聞かれれば間違いなくこのブレックファストだと答えるだろう。（もちろん比較するお店によって変わってくるとは思うけど）
この朝食の具材はお店によって多少違うことがあるみたいですが必ず絶対入っている具材がありますそれはなんでしょう？
んー？ソーセージ？
ぶぶー正解は左上の豆です
豆！？豆なんてそんなにいらなくない？？
いやいやそんなこと言ってたらイギリスで夜道をまともに歩けなくなるぜ？
ええええええ！！それは困る！！
流石にそれは冗談だよ。けどそのくらいこちらの人はこのトマトで煮られた豆が大好きなんだ
この豆、食べる前はてっきり甘いものとばかり思っていたのですがこれがまたパンとの相性抜群でナイスでした！
あのかの有名なビートルズも海外にライブをしに行くときはこの豆が入った缶詰をスーツケースいっぱいに詰めて行っていたそうですよ。
卓上には塩胡椒とこの白いボトルの中にはガーリックマヨが置いてありました。
ガーリックマヨって日本ではあんまりないよね？
オックスフォードにいた頃ホームステイ先の家族がよく使ってたので僕もこのソースが大好き！
まとめ！！
イングリッシュ・ブレックファストの食べ応え侮るなかれ。それはもはや幸せを生産する最強の食べ物である。
僕は今回初めてだったので「Could I have an English Breakfast please?」 と言いましたが他のお客さんたちは「卵の焼き方がどうのこうの」、「ソースはたくさん入れて」、「バターはしっかり塗ってね」だとか各々自分の要望をスタッフに伝えてカスタマイズしていました。
それらを聞いているだけでもとても面白かったです。
僕もイギリスにいる間に自分だけのオリジナルイングリッシュブレックファストを決めたいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました！
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それではまた次回お会いしましょう！
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