留学応援団 from England

留学するか迷っているあなたの背中を押すことが出来るなら、留学中のあなたに寄り添うことが出来るなら、こんなに嬉しいことは他にない。

移転しました。

約3秒後に自動的にリダイレクトします。

誰が気づく?オックスフォード大学の教授が詐欺師だったなんて!

こんにちは!!

先日僕がロンドンでスリの被害に会ったことや、タクシードライバーにお金を余分にふんだくられそうになった時の体験談を書かせていただきました。

 

ちなみにその記事がこちらなのでまだ読んでない方がいらっしゃいましたらぜひ読んでみてください!

 

www.japalith.com

 

この記事を書いている時にふと思い出したのですが、かの有名な名門大学オックスフォード大学の教授らも危うく騙されかけたという体験を思い出したので今回はその時のことについて書いていきたいと思います!

f:id:a1235813zhumor:20180910034418j:plain

 

その出来事が起こる場所はオックスフォードにある図書館。

 

僕は学校が終わると大抵図書館に友人ときて勉強をしていました(真面目ですねぇ)

 

この日もいつもと同じように図書館で勉強をしていると、アラビア系のメガネをかけた男性が僕たちに話しかけてきました。

 

「何を勉強しているんだい?」と尋ねてきた彼に対して僕は「いきなり何なんだ?」とは思いつつも英語の勉強をしていると答えました。

 

「あなたは何をしてるのと?」と聞くと彼は「オックスフォード大学で工学を教えているよ」と言うのです!

 

驚きましたよ!

 

見るからに普通のおじさんのような雰囲気だったので「本当かな?」と、疑いはしたのですが、このオックスフォードという街の特色上ありえなくはないとその時私は考えました。

 

その後彼は僕と僕の友人に「なぜ英語を勉強するのか」とか「将来の夢」「母国では何をしているのか」「どれくらいイギリスに滞在するのか」とか。ありあらゆることを聞いてきました。

 

彼はイギリスの大学に興味のあった僕のためにオックスフォード大学に入るための方法なども事細かに説明してくれたし、何より彼の知識がとても豊富だったことから何の疑う余地もなく僕は彼のことを信用しきっていました。

 

途中、僕の専門である物理学の話になった時はやたらとその知識の豊富さを見せびらかされたのですが、そこからこの人は本物なんだと確信しました。

 

ジョブインタビューのような会話は次第に落ち着いていき、私たちのトーク内容はお悩み相談へと変わっていきました。

 

友人は最近歯が痛いようで「オススメの歯医者を紹介してほしい」と言うと「それなら紹介してあげるから連絡先を交換しよう。明日にでも連れて行ってあげるよ」と。

 

なんて優しい人なんだと僕は思いました。

 

続いて僕は「今通っている学校が終了したら次はマンチェスターに住んでみたいと思っているけどまだどうなるかわからない」呟きました。

 

すると彼は「マンチェスターに友達はいるのか?いないならきっと心細いだろう。僕の大学時代の友人を紹介するしそいつに君の新しい家を探させるよ!だから君の連絡先を教えて!」と。

 

 

その時僕は、なぜ彼は今日会ったばかりの僕たちなんかにこんなに優しくしてくれるのだろう?と不思議に感じました。

 

しかし海外では何も利益がないのに人のことを思って親身に考えてくれる心の清らかな人たちがたくさんいることを僕は知っていたので、きっと彼もこの類なんだと信じ込み感激していました。

 

 

その後彼と別れしばらく勉強をした後図書館を後にし、彼に連絡を入れました。

すると彼は「君のためにすでにもうマンチェスターの住まいなどについては調べてあるよ」と言うのです!!

 

なんてこっちゃ、すげぇいい人やんと思ったのも束の間

 

 

 

よく読んでみるとそのメッセージの下にはこう書かれていました。

「あなたの個人情報やパスポートのあなたの情報が載っているページを全て写真に撮って送ってくれ」と。

 

 

 

えっ。。。。?

 

 

 

何の理由もなしにそのような内容のメッセージが2件も続けて送られてきていました。

 

僕がそこの大家に情報を開示するのならば分かるけれど、どうして一個人であるこの男性に自分の個人情報を教えなくてはならないのか?

 

ここで疑ったのがコピー&ペーストで送っているのではないかと言うこと。もしそうなのであれば今回が初めてはないのかなと思いました。

 

しかしここまできてももちろん僕は彼のことを信用していましたので、「なぜ個人情報を送る必要があるの?」と尋ねました。きっと何かしっかりとした理由があるに違いありません。

 

彼から返ってきた返事はこうです

「明日が土曜で、休日だから今すぐに情報を彼らに開示しないと手遅れになる。だから早く個人情報を送ってくれ」

と。

 

驚愕でしたね。

皆さんは彼が何を言っているのかわかりますか?

 

僕にはさっぱり理解できませんでした。

これはもしかしてあれでしょうか?IQがかけ離れすぎていると会話が成り立たないと言うやつでしょうか?彼の知能指数がものすごく高く、かつ僕の知能指数が低すぎたばかりに僕は彼とうまく会話ができなかったのでしょうか?

 

もしかしたらそうなのかもしれませんが僕はこう思いました。

 

「あれ?これ詐欺やん?」

 

いきなり何の理由もなしに個人情報を送れと言ってくることや、よくわからない理由で個人情報の開示を急かしてくること、そもそも本当に必要なら僕自らが個人情報を入力すればいいだけで、わざわざ彼に介入してもらう必要は一切ないわけです。

 

まぁこれは一個人に対してなのか企業に対してなのかの違いであり、情報を開示することには変わりないわけですが、どちらかを選べと言われれば確実に前者は選びたくはないですよね?

 

 

一番怖いなと感じたのはパスポート情報の開示についてだったのですがこれに関してはこの2つの記事が述べているように、もしパスポートの情報が漏洩したとしても悪用されるケースはほとんどないとのことでした。

 

JTB個人情報流出事件「パスポート番号」は悪用できるのか調べてみたときのメモ

news.cardmics.com

 

 

 

news.cardmics.com

 

 

今回のことは僕の考えすぎだったというオチである可能性も十分にあるわけですが、それにしても、何の説明もなしに個人情報を教えろと言ってくるような人に気安く自分のことを教えたくはないものですよね。

 

結局僕が彼に自分の情報を教えることはありませんでした。

 

 

ここからはタラレバ話になるのですが、今思い返してみても今回のこのメッセージのやりとりは不自然だったように思います。

 

彼が個人情報を使って悪用を考えていなかったとしても、その後金銭的なトラブルが発生していたかもしれません。

 

そういったトラブルも個人間でのやり取りですと起こりうる可能性も十分あったと思いますので最終的に自分の個人情報を開示しなくてよかったのかなと思います。

 

最近では警察や親切な人のふりをして巧妙にお金を騙し取ろうとする輩がいたり、ありとあらゆる手段を使って詐欺師たちが善良な市民を騙そうとしているというニュースをよく見かけます。

 

これらの餌食になりたくないのであれば、疑い過ぎるぐらいがちょうど良いのではないでしょうか?

 

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございました!
 
もし質問や留学に関しての相談などがありましたら twitterのDMで受け付けてます!!
 
 
 
僕のアカウントはこちら→@JapalithBlog
 
 
 
よかったらフォローよろしくお願いします!
 
それではまた次回お会いしましょう!