UK縦断した男の車レンタル体験談
先日グレートブリテン島縦断の旅をクルマでして来ました!
今回はクルマをレンタルした時の手順とお店の人とのやりとりなど実際に体験したことについて少しご紹介していきたいと思います。
<目次>
レンタカーショップ選び
今回の旅は綿密に計画して実行されたわけではなく、かなり行き当たりばったりの旅でした。
なので旅をするということは決めていたのですが、目的地もギリギリまで決めていませんでした笑
クルマのレンタル方法は事前に調べていたのですが、実際に予約をしているわけではなかったので当日、レンタカーショップに突撃した次第です。
正確にいうと事前に予約は取ろうとしていたのですが、有名なレンタカーショップはどこも高く、なかなか安くて良さげなクルマが見つけられなかったのです。
最大手Hertz
最初にクルマを借りようとしていた会社は「Hertz」というところです。
ここはおそらく業界トップクラスの知名度だと思います。
僕が最初にここを選んだのも知名度が高いということとUK中に店舗をを構えていたからです。
今回この記事を書くにあたって何人かの方のブログを拝見させていただきましたが、やはり多くの人がHertzでレンタルしているようでした。
ここのいいところは圧倒的な知名度と店舗がそこら中にあるため、目的地でクルマを返却することができます。
しかし実際にクルマの料金を見ているとどれも高いものばかり*1
もちろん季節や予約するタイミング、車種にもよるとは思いますが流石に学生の僕には手が出せないものばかりでした。
タイミングによってはお手頃なものもあるかもしれませんので一応予約ホーム貼っておきますね。
ホストファミリーからのアドバイス
これは流石に旅行も諦めるか、電車でどこか遠出でもできればいいかなぁなんて考えていました。
そこで生まれてこのかた65年間ずっとオックスフォードに住み続けているというホストファミリーに相談してみたところ「ローカルのお店に直接行ってみたら割とお手頃な車が見つかるぞ」という情報をゲットすることができたので早速行ってみることに。
Enterprise Rent-A-Car
そこで向かったのがここ!
「Enterprise Rent-A-Car」という会社です!
いきなり全然ローカルではないのですがセンター街の近くに店舗がありましたのでまずは借りられるかどうか行ってみました。
ちなみに本社はアメリカにあるそうです。
外装内装ともにとても綺麗でここは本当にレンタカー屋さんなのか!?と疑ってしまうほどでした。僕が過去に日本で一度だけ車をレンタルした時にお世話になったお店はあまり綺麗ではなかったので余計びっくりしてしまいました。
受付には3〜4人ほど待っている人たちがいましたので僕たちもその列の後ろに並びました。15分ほどすると僕たちの番となり、受付のお姉さんに「I want to rent a car(車を借りたいのですが)」と伝えると彼女は「What's your name?(あなたの名前はなんですか?)」と聞かれます。
ここで僕は不思議に思いました。
普通、車が借りたいという客が来たなら最初の質問はどれくらいの期間借りたいのか?とか何人乗りがいいですか?とかじゃないのかなと
不思議に思いながらも名前を告げるとさらに不思議なことに彼女は名前が間違っている可能性があるというではありませんか!!!
そんなはずはない!神に生を受けてから今日までずっと同じ名前で生きてきたのにここに来て今日初めてあった彼女に名前が違うと言われるのは明らかにおかしい。
ここで異変に気付いた友人が小さな声で「We don't have a reservation(私たちは予約をしていません) 」と言うと彼女は宇宙人を目の当たりにした時のような、何かとんでもないものを見てしまった時のように眼光を限界まで見開きながら「wawawawa what!!!!???(ナナナナナ、ナンダッテ!!!!!???)」と言いひどく驚いた様子。
そんな反応にこちらもかなりびっくりしてしまいました笑
どうやらここは完全予約制のようで彼女は僕たちが当然予約して来ているものだと思っていたようです。
「そこをなんとかお願いできませんか?」と駄目押ししてはみたものの「あなたに貸せる車はないよ」とひと蹴りされてしまいました。
よくよく考えてみれば今は夏休みシーズン。ここオックスフォードという都会ならばたくさんの人が車を借りようとするのは当然のこと。
そこに予約なしで車を借りようとするなど、はなから無謀なことだったのかもしれません。
しかしここもとても綺麗な会社でしたので一応予約フォーム貼っておきます!
https://www.enterprise.co.uk/en/home.html
車のレンタルはもう無理。諦めてヒッチハイク?
諦めムードの僕たち。しかし気持ちはすでに旅をする気満々です。このまま引き下がるわけにはいきません。ヒッチハイクでもするか、と一人が提案するのですがここイギリスは陽気な人の多いアメリカとは違い日本人に似た気質の人たちがたくさんいる国です。(アメリカでも州によって、ヒッチハイクが禁止されている国とそうでない国があります。)
そんな国でのヒッチハイクは容易ではありません。
ちなみにイギリスのヒッチハイク事情について紹介されているサイトがこちら
https://www.enterprise.co.uk/en/home.html
それもアリかぁなんて思ってはいたのですが近くにもう1つレンタカーショップが!
Europcar
それが「Europcar」という会社!
藁にもすがる思いで受付に尋ねました。「We don't have a reservation but can we rent a car?(予約していないのですが車は借りられますか?)」
この時点で僕はどうせ無理だと思ってたんです。
それなのに向こうからの返答は「Of course!! What a kind of car dou you want?(もちろんだよ!!どのタイプの車が欲しいんだい?)」と、、、
車レンタル完了までの流れ
その時僕は耳を疑いましたよ!!
しかしここではまだ安心できません。Hertzの時のように高額な車しか残ってないかもしれないし、色々なオプションをバンバン勝手に盛られて最終的にはとんでもない額を請求されてしまうかもしれませんから。
ネットで「イギリス レンタカー」と検索すると先人たちの失敗談がたくさん出てきます。しかも彼らは日本ですでに旅行代理店を介して予約済みだった方々です。そんな彼らでさえ破格の金額を請求されたり契約書を書き換えられたりと散々な目にあっているのに、僕たちは予約なしのその場で交渉ですから浮かれてられませんでした。
参考までに先人のブログを紹介させていただきます。(もしも問題があるようでしたらすぐに消しますのでご連絡ください。)
https://www.google.co.jp/amp/s/rosalie.jp/2016/04/01/イギリスでレンタカーを借りるときに注意すべき/amp/
まずは第1ステップ:「What a kind of car dou you want?(どのタイプの車が欲しいんだい?)」
ここで僕は車種について聞かれているのかと思ったのですが相手が知りたいのはATかMTかということです。
日本ではATが主流ですがこちらではほとんどの車がMTです。
そのことをイギリスに住む友人に話したところ日本人は怠惰だなんて言われてしまいました。
一応MTを運転するための免許は持っているのですがなんといっても僕は生粋のペーパードライバーのため日本ではATしか運転したことがありませんでした。それもたった1回だけ!
しかしAT車はMT車よりも料金が高いと受付の彼は言います。
この2つの金額の差もまた時期や車種によって変わってくるかとは思いますが今見たところ一番低い価格帯のものでもATとMTとで約1万円ほどの差がありました。
なので一緒に行くメンバーの全員がMT免許を持っていたことから今回はMTを選択しました。
その後スタッフの方は奥に行ってしまいかなり待たされました。もしかしたらもう借りられる車がない?なんて心配になっていたのですが20分ほど待ったのち、
小さめのFIATという車を借りることになり2日間で144ポンド(約22000円)とかなりお買い得な料金。これに加えてデポジットとして250ポンド取られます。こちらはちゃんと車を返却すればデポジット分は返ってきます。
ちなみに今回カーナビはつけませんでした。
その代わりにずっとグーグルマップを利用していたので通信量をだいぶ減らしてしまいました泣
カーナビはつけることをお勧めします。
かなり高いみたいだから次回つけるかどうかは少し迷います。
車をレンタルするための条件と必要書類
よし!これなら申し分ないぞと思いいざ借りようとしたところスタッフから年齢を聞かれました。
どうやら22歳以下の人はレンタルできないみたい。。。
筆者はアンダー22なので借りることができませんでした。
しかし友人が22歳を超えていたのでなんとか借りることができました。
借りるときに必要なものは国際免許証があればそれで借りれるのですがそれを持っていなくても借りることができます。
日本の免許証とパスポートとBPR(簡単に言えばビザと同じものです)です。
旅行で来た観光客の方たちはBPRを持っていないと思うのですがそれでも借りられている人をちらほらネットで見かけたのでおそらくこちらはなくても大丈夫かと思います。
ちなみに国際免許証は日本で2000円ほど払えば簡単に作れますので是非作ってからこちらにくることをお勧めします。
僕はこの方の記事を参考にして国際運転免許証を取得しました!
僕たち留学生にとってBPRはパスポートと同じくらい大切なものなのでどちらか片方は家に置いておくのが一般的です。
なので一度それらの物を取りに帰り書類を揃え無事にレンタルすることができました。
疑問の残る車返却
返却の仕方なのですがこれに関しては少し謎な部分があったのでご紹介します。
返却の時間として指定したのは17時です。しかしレンタカー屋さんの閉店時間は16時。
契約書にもそう書いてあります。でもこれじゃ返却のしようがありませんよね?
不思議に思いながらもなんだかんだ渋滞などに巻き込まれて結局到着したのは20時。
お店に行ってみるともちろんしまっています。
翌日お店に行き車は無事に返却することができたのですがいったいいくらの延滞金を払わせられるのだろうとハラハラしながら訪ねてみましたが、なんと「延滞金ないよ」と言われたではありませんか!!
そのお店の人が何か勘違いしているのかただ単に気前が良かったのかはわかりません。
下手に真相を追求して余分なお金を請求さるるのも嫌だったので結局真相をしれないまま謎は謎のまま終わるのでした。
レンタルから返却までを終えた感想
他の方々のブログを読んでから行ったのでかなり身構えてはいたのですがしていたよりもかなりスムーズに車をレンタルすることができたのでなんだか拍子抜けでした。
契約書に書かれている内容を改ざんされてしまったなんていうなんとも悪質なトラブルに遭われてたかたもいらっしゃいましたので契約書にも注意深く目を通したのですが問題ありませんでした。
しかし今回こうやって事前にブログの体験談などを読んでから行くことで自分にとってかなり助けになりました。
このブログの趣旨は基本的に自分の留学生活を日記として記録するためのものですが、今回の経験から、「少しでも誰かの役に立てば嬉しいな」そんなふうに思えるきっかけになりました!
今回のイギリス縦断の旅に関しての記事はまた別の記事でまとめますのでそちらもよかったら読んでみてくださいね!
それではここまで読んでいただきありがとうございました!
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