僕はフランス人の女性に恋をしていました。
僕は2週間前まで激安ホテルの一室で暮らしていたのですが今は家を借りて生活しています。
以前の部屋では臭い部屋で何をしでかすか分からない野蛮な見知らぬ男たちと暮らしていました。
今シェアをしているのはなんと女の子!僕も男なのだろう。。。心なしか笑みがこぼれてしまう。
彼女はドイツ人で、とても落ち着いた雰囲気の女性だ。
話すのが苦手な僕にとって彼女みたいな人が初シェア体験のメイトで良かったと思う。
そんな僕たちの家に新しくシェアメイトが加わることになった。
今回も女の子だ。しかもフランス出身の女性、
僕はフランス語訛りの英語が大好きなので嬉しくもあったが、少し切ない気持ちにもなった。
何故、こんな風に思ったのかを今日は語りたい。
僕は以前 ―恋をしていた―
それこそ世間一般の女の子が言うような甘くて苦い恋だった...
僕が恋をした女性はフランス語訛りの英語を話す、笑顔が印象的な女性。僕より8個も年上で美術の先生をしていました。
端正で上品な顔立ちにも関わらずジョークや下ネタをぶっこむ人でクシャクシャな笑顔が素敵だった―
僕はそんな彼女の顔を見ながら、同じようにアホみたいに笑うのが好きだった...幸せだった。
僕と彼女の出会いは友人と旅行の計画を練ってる時、友人の友人として彼女が一緒に行くことになったのがきっかけです。
3人での旅行は楽しかった‼️
人見知りな僕は友人とは話せるのに彼女とは話さないように距離を置いていました。
勝手に『近寄りがたい人』と決めつけていたのです。
彼女もそう思っていたに違いない。
それなのにそんな僕にも彼女は何の隔たりもなく話かけてくる。
僕はビックリし戸惑っていると彼女はそんな僕を見ては笑い、心から楽しそうにいろんな話を聞かせくれる。
そんな彼女に僕は少しずつ慣れを感じ、明るい彼女に惹かれていったのです。
もし、この旅行に彼女が居なかったなら友人と2人...いつも通り男だけの華のない旅行だったに違いない。
そんな中、旅行はアッという間に終わり、彼女の事が気になり始めていたのに僕は連絡先も聞かず別れてしまいました。
旅行から数週間後...
僕は街を散策中に彼女との再会を果たすことに‼️
もう会えないと思っていただけに彼女に会えた喜びで胸が高鳴った。
しかし、彼女は僕に気づく様子もなく歩いて行きます。。
僕はこの時、自分でも驚いてしまうほど『嫌だ!! 待って!! 行かないでっ!!!』という感情で彼女の元へ走りだし声をかけ、呼び止めたのを今でも鮮明に覚えています。
彼女は驚きつつも笑顔を見せてくれました。と思ったのも束の間
彼女が僕に抱きついていたのです!
僕はどうしていいかわからずに固まっています。胸の鼓動が速くなって周りの景色がボヤけて見える
何分何秒抱きしめられていたのか、、、気づくと彼女は離れ、笑顔で僕に『元気だった?』と一言。
そのあとたわいもない会話をしていると彼女は思い出したかのように時計に目をやり時間を確認し、少し残念そうな顔をして『今日は家族と約束があるから』と連絡先だけ交換して別れました。
その日を境に僕たちは頻繁に会うようになり、彼女行きつけのパブやクラブに誘われ、日に日に仲良くなっていきました。
彼女は『私の国では挨拶みたいなもの』と言い、キスやハグを会うたびにしてきます。
恋愛経験が多くない僕にとって、それは勘違いするには充分過ぎたのです。会えば会うほど僕の彼女に対する気持ちが決定的なものへと変わっていきました。
会える日は普段しないオシャレに気を使い、話す内容も面白く考え、彼女に好かれるように頑張りました。
英語でのコミュニケーションも彼女に喜んでもらうため努力しました。
楽ではなかったけど彼女が笑顔になってくれることに達成感と喜びを感じ、自然と僕も笑みがこぼれます。
彼女も負けじと変顔で僕を笑わせようとしてきます。本当に幸せでした。
毎日頭の中は彼女の事でいっぱいでした。
この時間(とき)がずっと続いてほしい、、、
そう思ったある日
僕にとって衝撃的な出来事が起きてしまうのです。
いつものように僕は彼女の誘いでパブに向かいました。服を着こなし、どんな話をしようかと考え、彼女に会うというだけで舞い上がってしまう気持ちに対して『落ち着け。。落ち着け。。』と自分に言い聞かせながら待ち合わせのパブに向かうと僕の目に信じらない光景が飛び込んで来たのです。
―それは―
彼女が別の男とキスをしている光景でしたー
その光景を見た瞬間彼女ではない別人であることを願いました。
しかし見間違うわけもなく何度も何度も目を閉じては見るという動作を繰り返しました。
けれど何度見直そうとも目に映るのは彼女が男とキスをしている光景だけ。
キスはキスでも彼とのキスと僕とするキスとは明らかに違うもの、、、
ショックでした
僕はその場に居ることが耐えきれず立ち去ってしまいました。
―もちろんその日の誘いドタキャン―
ものすごい衝撃だったのを覚えています
彼女にとって僕は弟みたいなものだったのだろう、、、僕はこの時彼女への気持ちにそっと蓋をしたのでした。
その後も彼女とは相変わらず会っていたけれど、彼と僕と彼女の3人になると、楽しく会話をしていても二人の事が気になり、彼に向ける笑顔が僕に向けるものとは違って見えて、僕の胸がチクチクと痛んだ。
それから僕は彼女を避けるようになり徐々に疎遠になっていきました。
どれくらいの月日が過ぎたのか
―ある日彼女からメッセージが届きます。
彼女が国に帰るという内容のメッセージでした。
『お別れ会をするので来てほしい』と。これはつまり僕に向けた彼女からの最後の誘いでもありました
僕は迷いました
ギリギリまで迷い迷った挙げ句、僕は行きませんでした。。。
僕の恋は終わってしまった
しかし、別れの挨拶くらいはしておいても良かったのではと今でも後悔しています。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
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それではまた次回お会いしましょう!
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