忘れたくない思い出。書かずにはいられないこの気持ち。
思い出してしまった。人を感動させる快感を。
今日は嬉しいことがいくつかありました。
これはネット上に公開するようなものではないかもしれません。
完全に筆者の自己満足であることをご了承の上でご覧ください。
今日はプレゼンテーションが2つ行われました。
一つは環境問題について、もう一つはありとあらゆる有名人(すでになくなっている人を含む)を招いてパーティをするという設定で一体どんなパーティにするのかという議題でそれぞれチームに分かれてディスカッションをした後プレゼンテーションをしました。
環境問題に関して僕は1人でやりたいと言いました。
それは各々の自由であり、もし日本でこんなことを言ったらおそらく周りはかなりドン引きでしょうね。
けれどそれに関して何も思われないのが、ここイギリスです。
しかし何故1人でやるだなんて言ったのでしょうか?
複数でやったほうが作業が分担できて楽になるはずなのに。
その理由は僕もわかりません。ほとんど無意識に言ってしまいました。
ただその時は寝不足で人と話し合うのがめんどくさかっただけかもしれません。
それに時々ではありますがチームを組んで行うということは話し合いがうまくいかず作業効率が下がることだってあります。
特に全員が非ネイティブにもかかわらず英語を使ってディスカッションするんですからこうなることはおそらく予測していたのでしょうね
そんなこんなで7人中3人が1人でやることを選びました。
今思えばディスカッションもいい英語の勉強なのでチームを組むべきだったかもしれません。
1時間ほど作業の時間が与えられました。しかし僕は30分ほどで完成させました。
これは先生が毎日英作文をチェックしてくれていたおかげでライティングが早くなっていたからです!
これも嬉しいことの一つだったのですがさらに嬉しいことが僕に訪れます。
プレゼンテーション当日、順番は挙手してやりたい人からやる方式です。これもまた自由でいいですよね。
ここでしっかり決めないと話が進まないのが日本です。
僕は3番目にプレゼンをしました。
最初の2組はあたかも当たり前かのように先にやり始めるので挙手するタイミングを見失ってしまいました。
僕も負けじと3番目に名乗りを上げたのです。
それに僕の内容は他のチームメイトがするようなプレゼンの内容とは少し違っていたので初っ端からそんな僕が行くのは違うかなとも思ったのです。
そして僕の出番が終わると周りからgood job. Nice ryoki. などという褒め言葉とともに拍手を頂きました。中には泣いてしまった女の子もいたくらいです。
その時僕はなんだか恥ずかしくて照れ笑いをしていたのですが今になってこの喜びがこみ上げてきています。
次は空想上の設定についてのディスカッションですが、今回は強制的にチームを組まされます。
そのチームメイトはクラスで一番英語がうまいサウジアラビア人。
彼はまだ21歳ですが多くの人の前で話すことに慣れており、人をまとめる能力がズバ抜けて高く、現在も政府と一緒に仕事をしています。
本当に恐れ多いくらいすごい人なんです。
もう一方のチームは英語があまり得意ではない2人と真面目なフランスの女の子のチームです。僕らはさっさとそれらを完成せたのですが、彼らの完成と練習を待つために僕たちは別室で待機していました。
その時僕たちは現在していること、これからしたいこと、お互いの夢について話し合いました。
彼は自分の国をもっと豊かにし、争いごとを無くしたいと言っていました。
僕はそんなに大きな夢はないけれど世界中の人をただ笑顔にしたいと言いました。
今思えばこの二つはとても似ているように思います。
おそらくその時の僕の英語はデタラメだったでしょう。
しかし彼はしっかり最後まで聞いてくれました。そして君なら出来るよと一言。
本当に嬉しかったです。
彼と出会えただけで僕はオックスフォードに来て良かったと思えます。
そして肝心のプレゼンテーションです。
敵チームのプレゼンはしっかりしていたけれどいたって普通でした。
僕らは聴衆が楽しめるような様々な工夫を凝らしました。
チームメイトサウジーは普段作業のようにプレゼンをします。
けれど今回は心から楽しそうにプレゼンをするのです。
プレゼンの最中僕の出したアイディアの数々も「言ってやれよ!」と言わんばかりのニヤつき顔なんです。
そして最後には歓声。
聴衆の1人からは「楽しませてくれてありがとう」なんて言ってもらえました。
先生も驚いた顔をしています。
この日は久しぶりに身体が震えました。
人を感動させる快感を思い出してしまったのです。
大学のプレゼンテーションの中で劇をしたり東京大学の生徒にアンケートを取ったり、様々な工夫をした結果賞賛の嵐に合った時のことや、夢の国で働いていた時に毎日のようにお客様を感動させていた時の楽しさを思い出してしまいました。
僕はやっぱり心からエンターテイナーなんだなと思います。
おそらく小さい頃から、変わった人間の方が素晴らしいという考え方を母から学んでいたからなんだと思います。
Thank you mam.
この日のことはどれも一生忘れたくない思い出です。
しかしおそらく僕は忘れてしまうでしょう。
だから僕はここに書きます。
紙媒体やスマートフォンの中に記録しているだけではいずれ何処かへ行ってしまう可能性があるから。
だから僕はここに書きます。
この忘れたくない綺麗な記憶を綺麗なまま保存しておくために。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
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